孤独の原因は人に甘えられない性格にある?人に甘えることの必要性について

2018年3月3日

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ビジネスマンが大きな人に怒られている画像

突然ですが、最近あなたは、誰かに甘えることをしましたか?

「甘える」と聞くと、あまり良いイメージはないですよね。

特に男性にとっては、「甘える」という行為は、弱い人がすることで、かっこ悪いイメージがありますよね。

小さい頃から、親や学校の先生に怒られるたびに、何度となく聞かされた、「甘えるな」という言葉。

そのため、いつしか、「甘える」=「悪いこと」と考えるようになり、人に甘えることを辞めてしまう。

しかし、「甘える」という行為は、親密な人間関係を築くためには、実はとても必要なことなんです。

もし、今のあなたが、ひとりで寂しさを感じていたり、孤独感に苛まれているのであれば、もしかしたら、それは、人に「甘える」という行為を辞めてしまったことが原因なのかもしれません。

ここでは、「人に甘えることの大切さ」と「人に甘えられない人の心理」、そして、人に甘えられない人が人に甘えられるようになるためには、どうすれば良いのかについてもお伝えしています。

親密な人間関係を作るためには、相手に甘えることが必要?

母親に甘えている子供と甘えられていない子供の画像

生真面目な性格の人に友達が少なくて、どこかちゃらんぽらんな人には、なぜか友達が多い。

みなさんの普段の生活でも、このように感じたことはありませんか?

なぜ、生真面目な性格の人に友達が少なく、どこかちゃらんぽらんな人に友達が多いのでしょうか?

その理由は、生真面目な性格の人ほど、人に甘える行為が苦手で、どこかちゃらんぽらんな人ほど、人に上手に甘えらているからだと考えられます。

甘え上手な人には、友達がたくさん出来る?

人には、「人を助けると、助けた人を好きになる」という心理があります。

心理学では、このことを「好意形成の認知的不協和理論」と呼んでいます。

認知的不協和理論

人は、自分が考えていることと行動に矛盾があるとき、その状態に、不快を感じ、無意識的に矛盾を解消しようとします。

また、考えと行動の矛盾を解消するために、下の3つのうち、どれか1つの行動をとります。

  1. 考えに合わせて行動を変える
  2. 行動に合わせて考えを変える
  3. 考えと行動が矛盾した正当な理由を見つけ出す

そして、甘え上手な人が、人に好かれる理由は、甘え上手な人に甘えられた人が、無意識的に「行動に合わせて考えを変えている」ことによるものだと考えられます。

好きな人は助ける≓助けた人は好きになる

たとえば、あなたが、あまり親しくない、甘え上手な人に、言葉巧みに「今お金がなくて、今日の夜ご飯を奢ってくれないか」と説得されたとします。

内心、あなたは、その甘え上手な人に対して、「夜ご飯を奢る行為」はしたくないのですが、生真面目な性格のあなたは、断り切れず、まんまと「夜ご飯を奢る」はめに。

その後の2人の関係はどうなると思いますか?

実は、あなたは、「夜ご飯を奢った」相手に対して好意をもつ傾向にあるのです。

それは、なぜなのでしょうか?

普通、あまり親しくない人に対して、「夜ご飯を奢る」なんてことはしませんよね?

あなたは、「夜ご飯を奢る」という行為は、ある程度の親しい人に対して好意を伝えるためにするものだと考えているはずです。

しかし、あなたは、あまり親しくもなく、好意もない人に対して、夜ご飯を奢ってしまった。

ここに認知的不協和が発生します。

あなたの頭の中で、あまり親しくない人に対して「夜ご飯を奢っている」現実と、夜ご飯を奢るのは親しい人にだけという考えが矛盾してしまうのです。

その結果、あなたはこの矛盾による不快を解消するために、無意識的に、自分は、夜ご飯を奢った相手に好意があるんだと思い込ませることで、矛盾を解消するのです。

これが、心理学で言われている、「好意形成の認知的不協和理論」です。

どこかちゃらんぽらんな人に素敵な恋人が居たりするのも、こんな理由があるためなのです。

人に甘えられると、単純に嬉しい

しかし、そうでなくても、人に甘えられたとき、相手を可愛く感じるのは、人間の性ですよね?

人は本能的に誰かの役に立ちたいという気持ちがあり、相手の役に立てたとき、役にたてた相手に対して好意をもつということは、感覚的に誰もが知っていることだと思います。

ですので、親密な人間関係を作るためには、相手に甘えることが、とても大切なのです。

人に甘えられない人の心理

集団の中で、ひとりでいる子供の画像

ここまでで、親密な人間関係を作るためには、相手に甘えることが、とても大切だということは、ご理解頂けたと思います。

では、次に、人に甘えられない人の心理について見ていきましょう。

人に甘えられない人の心理には、大きく分けて、3つの心理があります。

拒絶されるのが怖い

相手に甘えたときに、拒絶されるのが怖いと言う心理。

過去に、自分が本当に辛かったとき、勇気を絞って人に頼ってみたが、その相手に拒絶されてしまった。

こんな経験がトラウマになり、誰も自分のことを助けてはくれない、自分の問題は自分ひとりで解決するしかないという考えが根付いてしまっているのです。

人に甘えることを負けることだと思っている

プライドが高い人にありがちな心理で、人に甘えると、甘えている自分が、甘えた相手より劣っていると感じ、劣等感を抱いてしまうのです。

これは、小さい頃から、スポーツや勉強などで、競争社会を生きてきたことによる弊害なのかも知れません。

人を信用出来ない

人に甘えるという行為は、自分の弱みを相手に見せる行為でもあります。

そのため、自分の弱みを握った相手に、漬け込まれてしまうのではないかと懸念し、人に甘える行為に対して、臆病になっているのです。

このような人は、「人は元来、悪である」という考え方をしていて、人を信用することが出来ないため、人に甘えられないのです。

人に甘えられるようになるためにはどうすれば良い?

仲良しな女性2人の画像

人に甘えられないままでは、親密な人間関係を作ることが出来ずに、ひとり孤独で寂しい人生を送ってしまう恐れがあります。

ですので、人に甘えられない人は、人に甘えられるようになる必要があるのです。

そして、人に甘えられるようになるためには、自分自身の考え方を積極的に変えていく必要があります。

具体的には、次のような考えを、普段の生活で意識してみて下さい。

ダメ元で甘えてみる

人に甘えたときに拒絶されたときの衝撃は、受け入れて貰えるという期待が大きいほどに、大きくなります。

なので、人に甘えるときは、拒絶されて当たり前だと考えることです。

ダメ元で甘えてみましょう。

相手が受け入れてくれたなら、ラッキーだぐらいの気楽な気持ちで、相手に甘えてみてはどうでしょうか?

人生がゼロサムゲームだという考え方を捨てる

相手が勝てば自分は負ける。自分が勝てば相手は負ける。

このように、人生をゼロサムゲームのように考えてしまうと、どうしても人に頼ることは出来なくなってしまいます。

人生は「ゼロサムゲーム」ではなく、「Win-Winゲーム」だということを理解しましょう。

常に、自分も勝ち、相手も勝つことを考え、行動することが大切なのです。

人の良い部分をみる

人を信用出来ない人は、常に人の悪い部分を見ている傾向があります。

誰だって、人は完璧ではないので、悪い部分を見ていれば、その人の悪い部分が見えてしまいます。

しかし、人の良い部分をみるようにすれば、その人の良い部分がたくさん見られます。

そして、人を信用出来ないと言う人は、自分に対しても、悪い部分を見てしまいがちです。

まずは、自分の良い部分を見るようにしましょう。

次に、自分以外の人の良い部分を見てみましょう。

最後に

人はひとりでは、幸せになれない。そして、人に甘えることにより、親密な人間関係が出来ることを忘れないでください。

決して、「甘える=悪いこと」などと考えてはいけないのです。

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